ライブ配信#198 to + 動詞の原形と-ing形

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ライブ配信#198

 今回のテーマは【 to + 動詞の原形と-ing形 】です。これまでの配信で学習した「to + 動詞の原形」と「動詞の-ing形」については、動詞の目的語として両方とも「~すること」という意味を表すことができますが、動詞によっては「to + 動詞の原形」のみを目的語としてとるものや、逆に「動詞の-ing形」だけをとるものがあります。こうした点について、ここでは3つの動詞の例に分けて簡単に整理してみたいと思います。

① 次の表の「どちらでも大丈夫な動詞の例」について講師と一緒に確認しましょう。「どちらでも大丈夫」とはその動詞の後ろに続く目的語が「to + 動詞の原形」でも「動詞の-ing形」でもどちらでも大丈夫、という意味です。

どちらでも大丈夫な動詞の例例文
like, love, start, begin など I like playing tennis.(〇)
I like to play tennis.(〇)
【意味】
わたしはテニスをすることが好きです。

 例えば、動詞の like を用いた例文で言うと、I like playing tennis. のように like の後ろに動詞の-ing形(playing)が続いても、I like to play tennis. のように like の後ろに to + 動詞の原形(to play)が続いてもどちらでも大丈夫ということになります。文の意味そのものには大きな違いはありません。

② 次の表の「to + 動詞の原形だけをとる動詞の例」について講師と一緒に確認しましょう。「to + 動詞の原形だけをとる」とは、その動詞の後ろに続く目的語が常に「to + 動詞の原形」となるという意味です。

to + 動詞の原形だけをとる動詞の例例文
want, need, try などI want to play soccer. (〇)
I want playing soccer. (×)
【意味】
わたしはサッカーがしたいです。

 例えば、動詞の want を用いた例文で言うと、I want to play soccer. のように want の後ろには常に to + 動詞の原形が続くことになります(I want playing soccer. のようにはしないので、後ろに動詞の-ing形を続けないように気を付けましょう)。

③ 次の表の「動詞の-ing形だけをとる動詞の例」について講師と一緒に確認しましょう。「動詞の-ing形だけをとる」とは、その動詞の後ろに続く目的語が常に「動詞の-ing形」となるという意味です。

動詞の-ing形だけをとる動詞の例例文
finish, enjoy, stop などI finished reading the book. (〇)
I finished to read the book. (×)
【意味】
わたしはその本を読み終えました。

 例えば、動詞の finish を用いた例文で言うと、I finished reading the book. のように finish の後ろには常に動詞の-ing形が続くことになります(I finished to read the book. のようにはしないので、後ろに to + 動詞の原形を続けないように気を付けましょう)。

④ これまでに登場した例文を、講師の後に続いて声に出しましょう。

例文意味
I like playing tennis.わたしはテニスをすることが好きです。
I like to play tennis.わたしはテニスをすることが好きです。
I want to play soccer. わたしはサッカーがしたいです。
I finished reading the book. わたしはその本を読み終えました。
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